あっく日記

あっく日記

一歳三ヶ月で発達障害(高機能自閉症)と診断された息子、あっくのリアルタイム育児日記 

あっく3歳2ヶ月 STで言われたこと。

2016年生まれの男の子「あっく」の育児日記です。 1歳3カ月で「高機能自閉症」と診断され、1歳6カ月 からABA療育をしています。 診断までの経緯はカテゴリ「診断」にまとめています。

この前のST(言語訓練)のことを残します。



質問に対する応用力が見につくとより良い


この日は仲間分けの確認をしました。
そのときにあったのが以下のようなことです。


《その1》
机に、救急車、キャベツ、りんご、ぞうのカードを置きあっくに質問します。

『動物はどれ?』
『野菜はどれ?』

→この方法は全問正解することができました。


《その2》
今度は先生がカードを一枚ずつあっくに見せて質問します。

『(救急車を見せて)何の仲間?』

あっくは、『救急車』と答えました。
先生が続けてあっくに聞きます。

『救急車は動物?乗り物?』

ここでやっと『乗り物』と答えることができました。


聞き方が変わるとどうしていいかわからないというあっくの弱点です。


更にその後も同じ質問が続くのですが上手くできなかった事がわかり、やる気がなくなり明らかに集中できなくなっていました。ここも弱点ですね。



動物など仲間の概念はどれかわかっているけれど『何の仲間?』が何を意味していて聞かれているのかを理解できなかったあっく。
間違えるとやる気がないあっく。



応用力はありませんが、パターンを覚える事は得意です。
上で間違えた方法を家に帰って改めてやってみると答えることができました。


『猫は何の仲間?』
→『動物』


『飛行機は?』
→『乗り物』


※何の仲間?をつけなくても聞かれていることをわかっています。


苦手な事は1つずつ教えていくしかないですね。


数字が読めて、数えられることはいいこと。3までの数を理解できるようになれると良い。


こちらは良いこと。
あっくは『1』を見て『いち』と言えます。認識してるのは恐らく12までです。


そしてものが並べてあって『数えて』というと指を指しながら10まで数えることができます。
(口で数えるだけなら30までは言えます。)



これは年齢的な発達でいえば、すごいことでもないような気がしますが先生は数を理解していくうえで大切なことで、できていることを褒めてあげてほしい。と言われました。



数としては、まだ2つを理解しているのかな?くらいで3つはまだまだわからなさそうです。


年の数を理解出来れば良いそうなのであせらずゆっくり教えていこうと思います。



その他言われたこと

・理解している語彙は多い。
・言っていることを理解するのに時間がかかる。
・座らなければいけない時間とわかっているので立ち歩くことがない。安定している。
・先月出来なかったスリーヒントカードを全て正解することができた。
話を聞く姿勢も少しずつ伸びている。
・自然にいえることもあるが割とロボット口調。




こんな感じでした。
次もまた気力があれば残したいと思います。