あっく日記

あっく日記

一歳三ヶ月で発達障害(高機能自閉症)と診断された息子、あっくのリアルタイム育児日記 

あっく2歳3ヶ月 高いところにあるものが欲しい時の様子と変化

2016年生まれの男の子「あっく」の育児日記です。 1歳3カ月で「高機能自閉症」と診断され、1歳6カ月 からABA療育をしています。 診断までの経緯はカテゴリ「診断」にまとめています。

こんにちは。

今回は備忘録なので短文になります。

 

 

 

あっくは欲しいものがあるときに私に取ってほしいと伝えるやり方が他のことは少し変わってます。

 

 

 

 

1歳3ヶ月過ぎたくらいに、届かないけどほしいものがあるときは『あっあつ』といいながら指を指していました。

 

 

 

これだけ聞くと普通に聞こえますが、指を指すまでに以下のような流れがありました。

 

 

 

①ママに抱っこを要求し、抱っこさせる

②自分の欲しいものがある棚まで指差しで誘導する

③棚に近づき、欲しいものが触れるくらいまで近づいて、欲しいものを指差して『あっあっ』という。

④欲しいものGET

 

 

 

2歳過ぎた最近も口で言えるにも関わらずこの流れはあまり変わらずでした。

(言葉で誘導するようになりましたが)

 

 

 


①ママに抱っこを要求し、抱っこさせる

→『ママだっこちて!』

②自分の欲しいものがある棚まで指差しで誘導する

→『あっちいくの!』

③棚に近づき、欲しいものが触れるくらいまで近づいて、欲しいものを指差して『あっあっ』という。

→『ママ、カードとって!』

④欲しいものGET

 

 

 

 

こういうところが社会性の低さなのかなと思います。

 

 

 

『ママ、カードとって』

と私に言いに来れば一言で済むものを、頼んで取ってもらうということをしようとしない。発想にない。

 

 

 

 

ちょっと脱線しますが、人に頼むという発想がない話をもう1つ。

 

 

 

あっく1歳過ぎの話です。

 

 

 

普通の1歳0ヶ月なら。

(私の思う普通なので、正解かはわかりません)

 

 

 

お腹が空いたらどうしますか?

泣いて母親に何か訴えたりする、泣かずとも母親に近づいて何か伝えようとしたり、人へのアクションがあると思うのです。

 

 

 

 

あっくはですねぇ。

 

 

 

 

テーブルの所に置いてある自分の椅子に座って、じっと待ってたんです。

(たまにこっちの顔を見てましたが)

 

 

 

 

これを友達に話すと

『すごいね、賢いね!座ってたらお腹が空いたって伝えられるって考えてるってことじゃん!』

と言われました。

 

 

 

 

私はそんな風に受け止められず、もしかしたらあっくは少し変わってる?

と心を揺さぶる出来事でした。今思えば。

 

 

 

 

 

さて、話を戻して

高いところの物が欲しい時、いちいち抱っこを要求されるのが煩わしくなってきた私は

『あっく、どれとってほしいの?』

と聞きました。

 

 

 

『どれとって欲しい!うん!』

と訳のわからない返事をするあっく。

 

 

 

『どれ取ってほしいの?カード?パズル?』

結局抱っこをし、カードを指差すあっく

 

 

私『ママカードとって』

あっく『ママカードとって』

 

 

 

オウム返しを使って何度も何度も伝えました。

 

 

 

 

ついにある日

 

あっく『ママだっこちて』

母『(抱っこせずに)どれとってほしいの?』

あっく『あんぱんまんほちーの』

母『はい。どうぞ。』

 

 

というやりとりができました。

長かった。でも嬉しい。

 

 

 

 

何事も諦めず、継続ですね。

 

 

 

 

今日ここまでです。

また書きます。