あっく日記

あっく日記

一歳三ヶ月で発達障害(高機能自閉症)と診断された息子、あっくのリアルタイム育児日記 

場面に合わせた対応が出来ない? 運動会と誕生日会

2016年生まれの男の子「あっく」の育児日記です。 1歳3カ月で「高機能自閉症」と診断され、1歳6カ月 からABA療育をしています。 診断までの経緯はカテゴリ「診断」にまとめています。

こんにちは。

今日は最近あった2つのイベントについてです。

 

 

 

運動会

まずは運動会。

運動会の催し物は、親子ダンスと親子競争。

 

 

 

  • 親子ダンス

親子ダンスは子供と手をつないで入場して、先生の見本ダンスを見ながら音楽に合わせて踊ります。

 

 

 

入場はS君が手を出してきて、S君ママが

『あっくと手をつなぎたいの?』

と言ったので私からあっくに

『S君と手をつなごう!』といったら、あっくは自分からS君と手をつなぎました!

 

 

 

 

その姿にママは感動(´Д⊂ヽ

S君とあっくは手をつないで入場しました!

 

 

 

 

その後、音楽がなり始めてからは親子で先生のお手本ダンスを見ながら一緒にダンスしました。・・・といってもあっくの手を握ってマリオネットのようにママが動かしてただけですが。

 

 

 

 

周りを見ると女の子で上手に真似をしてる子もいれば、ママに抱っこで離れない子もいれば、固まって何もしない子もいれば、様々でした。

 

 

 

そこまであっくが目立って変な様子は無かったです。

 

 

 

  • 親子競争

これはパパと参加しました。

フラフープをくぐったり、ぶら下がってるお菓子の描かいた紙を取ったり、段差を登って降りたり、ということをしました。

 

 

 

練習では上手にフラフープをくぐってましたが本場は緊張したのかくぐってくれませんでした。

 

 

 

でも段差を登ったり、お菓子とったりはパパと上手にできたと思います。

 

 

 

レース中に逃げ出すんじゃないかなと心配してましたが、パパと一緒に最後まで出来て良かったです。

 

 

 

 

最後にクラスのお友達と写真を取ることになったのですが、その時も左右のお友達と手をつないでいることができました。

 

 

 

 

とても可愛かったです

 

 

 

 

誕生日会

これがまた、なんといっていいか特殊な園(だと思ってる)で。。

 

 

0歳から5歳までがホールに集まって、誕生月の子供は親と一緒に入場、ステージの上に一緒に座ってインタビューと子供へのメッセージを言います。

 

 

ちなみにこの日のために私は仕事を休みました。知り合いの保育園はお誕生日会は子供たちだけでお祝いするそうなんで、仕事を休まなくてよくて羨ましかったです。

 

 

親の出れない子はお婆ちゃんと一緒に入場したり、先生が一緒に入場するそう。

 

 

 

親の出れない子は可哀想ですね。

変に目立ちますし。

 

 

話がそれましたが、あっくは2歳になったので誕生日会に参加しました。

 

 

 

インタビューとメッセージ、×13人(10月生まれの人数)が終わるのをずーっとステージで子供と待ってなきゃいけないんです。

 

 

あっくは二番目でした。後ろには11人。

 

 

 

最初はおとなしくしてたあっく。

でもホールずーっと座ってられるはずもなく。ジタバタとしだし、出て行きたくて『バイバイ』といいだす始末。

 

 

 

そしたら司会をする先生が

『座ってるの無理だったら降りていいんでー』といってきました。ステージ上で。

 

 

 

 

みんな座ってるのに一組だけ降りたらそりゃ目立ちますよね。公開処刑

 

 

 

 

でもじっとしていられないあっく。

あっくのためにステージから降りました。

 

 

 

もうなんというか、じっとしていられないあっくが心配だったり、そもそもこの誕生日会のシステムの配慮のなさ(自分の番だけステージに上がるじゃ駄目なの?)などいろんなところに疲れを感じました。

 

 

 

 

この誕生日会であっくが普通じゃないなと感じ、発達障害であることを受け入れていかないといけないきっかけの一つになりました。

 

 

 

 

 

じっとしていられない

 

 

 

 

二歳なら当たり前。

そんな年頃。

よく聞くと思います。

 

 

 

 

確かにじっとしていない子は他にもいました。

 

 

 

 

例えば運動会であっくと手をつないで入場したS君。同じ月生まれで一緒にステージに上がっていました。

 

 

 

 

途中からS君は、ママの膝から降りて動き出しました。でもママと一緒に遊んでいるんです。ママの顔を見て、ニコニコしたり、ママの膝によじ登ったり、おしりをふりふりしたり、ママの顔を見て遊んでいたんです。

 

 

 

 

あっくは、あっくの中にはママはいませんでした。ただひたすら外に出て行きたがって、ママを見ることはありませんでした

 

 

 

 

それに気がついたとき、本当に悲しくて切なくて。

 

 

 

 

あっくが、ママがいれば不安でもお話を聞いてられる。出て行きたがらない。そんな存在でいたかったのに必要とされてない現実に心が折れそうになってしまいました。

 

 

 

 

言葉が出ても消えない不安。

増える不安。

 

 

 

 

 

いつかママを見てほしい。

そう強く思った出来事でした。

 

 

 

 

また書きます。