あっく4歳3ヶ月 自発的質問を増やした(?)方法
こんにちは。
契約の関係で言える事が限られるのですがあっくはABAをしています。
ABAの中にもいくつか種類があり、あっくはずっとDTTをしているのですが最近、私個人の取り組みで隙間時間にPRTの要素を取り入れています。
(※ABAとかDTTとかPRTについての詳細な説明は省きます、すみません)
で、DTT(簡単に言うと机上でやること)をずっとしていると般化の壁にぶつかります。
外でできない、人が変わるとできないとか・・・環境の変化に敏感でできることもできなくなってしまう。
あっくは机上で行う課題(ハサミだったり塗り絵、鉛筆などなど)場所や人が変わることについては回数を重ねればそんな出来ないことはないのですが(回数重ねなくてもできる時もある)最近難しいなと思っていること、、、
それは『会話課題や言葉の般化』です。
あっくの言葉はどうもパターン的な所があります。それは課題として無理に教えたから答えているようなもので、話すときにぶつ切りになったり、イントネーションが変になったりします。
またたくさん会話の課題をしているにも関わらず自発的な質問が少ないことも悩みの一つでした。
でもこれらは本人の成長によるもので、しょうがないのかなーと少し諦めモードだったのですがある本をきっかけにPRTを自分でやってみようかなと思いました。
私が取り組んだことが正式なPRTなのかは定かではありませんが(一部は本通り、それ以外はこんな感じ?という感覚)取り組み始めて2ヶ月くらい?で以下の質問が自発的にでました。
(不自然な話し方は解決してません(笑))
- これなに?(今までは知っているものだけを聞いてきましたが最近は知らないものも聞いてくるようになりました。)
- これ誰?(テレビのアナウンサーを指して)
- これはなにしてるの?(絵本のキャラクターを指して)
- 何が入ってるの?
- 何つけてるの?
(と、まぁ高頻度ではないのですが0が1になっただけでも進歩!)
果たしてこれがPRTの成果なのかはわかりませんが本人が楽しそうにしているから結果オーライかなと思っています。
教えるものによってはDTTがいいものもあると思いますし、ストレスにならない程度に日々の関わりを意識していけたらと思います。
読んだ本はコチラ↓です。
PRT 〈Pivotal Response Treatmentの理論と実践〉: 発達障がい児のための新しいABA療育
- 作者:ケーゲル,ロバート・L.,ケーゲル,リン・カーン
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: 単行本