あっく日記

あっく日記

一歳三ヶ月で発達障害(高機能自閉症)と診断された息子、あっくのリアルタイム育児日記 

あっくは感覚鈍麻、私も感覚鈍麻

2016年生まれの男の子「あっく」の育児日記です。 1歳3カ月で「高機能自閉症」と診断され、1歳6カ月 からABA療育をしています。 診断までの経緯はカテゴリ「診断」にまとめています。

こんにちは。

我が家は雪の降る場所に住んでいて、最近は毎日雪なので遊びにいけません。

スノーウェアを買わなくては。

 

 

さて、タイトルの件ですが

↓の本を読んでいてあーあっくは感覚鈍麻だったんだ〜と感じました。

 

 

その本はコチラ↓

 

薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方

薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方

 

 

この本には複数の感覚(味覚、嗅覚、聴覚、触覚など)についてチェックリストがついているんですがあっくの触覚チェックリストをつけたときにあっくは感覚鈍麻だったんだと感じました。

過敏ではないなーと思って安心していたのですが逆に鈍麻だったとは・・・

 

 

具体的には・・・こんなチェック項目でした

(一部引用)

・痛みに強い

・冷たい暑いなどをあまり感じない

・何か物の上に座っても気が付かない

・繰り返しものに触る

 

 

感覚鈍麻とは?

簡単にいうと感覚過敏の反対です。

感覚過敏だと服の素材を嫌がって脱いでしまったり、特定の匂いが苦手で気分が悪くなったり、食べ物の食感が苦手で食べられないなどがよく聞く話ですが感覚鈍麻は転んでも泣かなかったり、熱いものを触っても無反応だったり、痛みなどの感覚に鈍いことをいいます。

 

感覚鈍麻は刺激を求めて自傷行為をすることもあるそうです。

また高いところに上ってみたり、感覚を求める行動をとることもあるそう・・・

(専門家ではないので参考程度に)

 

あっくと私の感覚鈍麻エピソード

 あっくのエピソード

・0歳代の時にお腹がすいていて泣くことがほとんどなかった。

 ⇒反対にお腹がいっぱいでおっぱいから口を離すこともしなかったので私が適宜切り上げていた。

・1歳代で歩き始めた際に転んでもなくことがなかった。

 ⇒今でも転んでも基本的に泣きません。

・平気でストーブの前に座り続ける

 

 ・怒る、悲しいという感情表現が上手にできない。

 ⇒例えばイラっとした時には物を胸のあたりに持ち上げ、手を離して落としたりする。(叩きつけたりとかではなく、無言で持っているものの手を離すという不思議な感じ。)

 

 関連記事:

あっく2歳10ヶ月 嫌なことがあったときの表現 その① - あっく日記

 

私のエピソード

・自分が楽しんでいるのに体が悲鳴を上げていることに気が付かない。

 例)妊婦の時に毎日ウォーキングをしていて切迫早産になる。

 例)スポーツジムでバイクに乗って漕いでいたら

  心拍数の上がりすぎで自動停止した。

  (私の気持ち的には全然まだまだ漕いでいられた)

・痛みに鈍い

 例)副作用がきついといわれる薬を飲んでも何も感じない。

 例)出産の痛みが生理痛を長時間にした程度に感じる。

   叫ぶほどではない。いきみたいと思わない。

 (※これは私があくまで感じている感覚鈍麻と思われる症状です)

 

困るのはこんなこと

 あっくにも私にもいえる共通の困りごと・・・

それは「倒れるまで具合が悪いかわからない」ということ。

 

特にあっくは自分の不調を伝える手段(泣くとか)もなければ、不調という感覚もわかっていないはずなのでそれを今後どうやって痛みや不調を感じて人にヘルプを求められるようにしたらいいのかなと感じます。

 

その点でいうと感覚過敏はわかりやすくて対処しやすいのかもしれません。

(感覚過敏の方が楽だとかいっているわけではありません)

実際、療育先でも感覚過敏の話は出ても感覚鈍麻の話はでません。

極端ですが、泣いていたら「どうしたんだろう」と思えるけど泣かない子は楽でいいとしか思われないイメージで、本当の本人の困り感は見えないところにあるのだろうなと感じます。

 

今していること

・感覚鈍麻のかかわり方に関する本がないか調べています。

・親にしかわからないあっくが「嫌」「怒った」「痛かった」などの状況に直面したときに言葉で認識をさせることをしています。

 

でも正直他には何をしたらいいんだろう・・・というのが本音です。

これからいろんな情報を調べていきたいなと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。